モーニン!

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【第77回】春について

おはようございます。あやなです。

すみません!  1日空けてしまいました。

毎年春はめまいがひどくて、寝込んでしまいます。3月・4月は年度末だしで仕事も忙しいのに情けないことです。薬もちゃんと飲んだし、しっかり寝て、土日は近所の公園でお日様の光に当たって気持ちを整えたいと思います。

学生の頃はまだ、春といえば出会いと別れの季節で、学年が新たになる変化もありましたが、社会人になってからはほとんどそういうこともありません。それなのになぜいまだに春に弱いのか、自分でもよくわかりません。

なぜだかとても、切ない気持ちを味わいます。

それは、私のナンバーワン桜ソングがこの曲だからなのかもしれません。

桜色舞うころ

桜色舞うころ

  • 中島 美嘉
  • J-Pop
  • ¥250

中島美嘉「桜色舞うころ」

ひとところにはとどまれないと

そっとおしえながら

サビのこの部分がとても好きです。

そして、とても春らしいと思います。

桜の花自体はそれほど好きではありません。でも桜吹雪は好き。桜は咲いているときよりも散っているときの方が美しいと思います。

時は流れる。花は散る。ひとは変わる。

私にとって春はそんな季節であり続けるのでしょう。これから先も。永遠に。

 

まぶしくて、嫌な季節です。

 

【第76回】小泉今日子のやわらかな寂しさ

おはようございます。あやなです。

きっかけは一冊の新書でした。

普段、新書の棚はスルーしてしまうのに、その日だけは違いました。棚を埋め尽くす背表紙に視線を滑らせている最中、ふと目に留まった一冊に手を伸ばしたのは、偶然でしょうか。いえ、必然なのだと思います。「小泉今日子」は私の人生に影響を与え続ける二人の共通項でした。

一人は母です。私がアイドルオタクになったのは母の遺伝じゃないかと思えるほど、彼女はアイドル好きでした。中でもキョンキョンの曲は、よくカラオケで聞かされたものです。

もう一人は、友人。時に嫉妬に狂いそうになりながら、10年以上にわたり憧れ続けてきた、不思議な友人です。そんな彼女は、以前から「憧れの人は小泉今日子さん」と公言していました。

だから、ちょっと魔が差したのです。

新書は面白かったです!  「小泉今日子」を題材に、その時代で常に旬で居続ける女性の生き方を提示していました。

ただ、私が惹かれたのは新書の論旨ではなく、小泉今日子という一人の人間でした。本書の中ではたびたび、彼女のインタビューやエッセイが引用されます。

それを読んでいくうちに、他人から見た小泉今日子ではなく、生の小泉今日子の言葉に触れたいな、と思うようになりました。

 

そこで購入したのが以下の2冊。

黄色いマンション 黒い猫

黄色いマンション 黒い猫 (Switch library)

黄色いマンション 黒い猫 (Switch library)

 

小泉今日子書評集

小泉今日子書評集

小泉今日子書評集

 

あぁ、私の書きたい文章は、これなんだ、と思いました。

読みやすく、美しい文章。

それらを用いて彼女が語るのは「喪失」の記憶でした。気づいたらずっとこの2冊ばかりを読んでいます。

あたたかいのに、なぜかひやりとしている。

幼い頃、家のすぐ前を流れていた小川のような温度で、彼女の文章は流れ込んでくる。

読後、宝物のように抱き締めたくなった文章なんか今までにいくつも出会ってきて、それこそ星の数ほどあって、だからこそ私は誰かの宝物になるような文章を書きたくて今もがいているわけだけど、こんなにすぅっと入ってきたのは本当に久し振りで気が滅入るくらいです。

泣いても泣いてもきりがなくて。

特に、「小泉今日子書評集」の中で語られる「白骨花図鑑」についての記事が、本当にもうぞくぞくするほど美しくて、悲しくて怖くて、この短い記事を何度も何度も読み返してしまいます。

 

肩に力が入っていないからこその読みやすさ。肩に力が入っていないのに、この美しさ。彼女は失ったものを思い出しはしないのかもしれない、と思いました。忘れていないから、こんなに今もそばにあるものとして書けるのかもしれない、と感じました。

私の妄想かもしれないけれど。

小泉今日子さんの文章に漂うやわらかな寂しさを受け止めて、今日も眠りにつこうと思います。

【第75回】書いていた記事が全部吹っ飛ぶほどの本を読んだ

おはようございます。あやなです。

もうすぐ日付をまたぎそうなのに、まだ真っ白です。本当は書いていた記事があったのに、あまりに衝撃が強くて、全部消してしまいました。

どうしてこの文章にがつんと頭を殴られたのかわかりません。

わからないから、知りたいと思いました。

このひとについて。

小泉今日子さん。

この女性は一体、何なんだ?

【第74回】10年一人暮らししても目玉焼きだけはちっともうまく作れるようにならない話

おはようございます。あやなです。

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最近作った料理のなかでは、これが一番のヒットでした。豚の小間切れで厚揚げを包んで作った、なんちゃって角煮。

写真が超肉々しくてすみませんね……!

煮汁があまりに美味しかったので、さらに小松菜を入れて食べましたよ!

 

料理は嫌いではないのですが、大して得意でもありません。味付けで大きく外すことはない、程度の腕前です。何より片付けが面倒で、様々な調理器具をたくさん使う・お皿をたくさん使う料理は極力避けるようにしています。結果、リゾットとか鍋とか、うどんとかそういうお手軽料理になってしまうわけなんですけど。

そんな私の得意料理は玉子焼きです。

一時期お弁当を持参していたときに、玉子焼きを爆速で作る技術を身に付けまして、以来私は玉子焼きだけは完璧に作れます。一秒でも長く寝たいだらけた欲求を叶えるためなら、人間努力できるものなんだなぁ……と遠い目。

逆に、苦手な料理はこれ。

目玉焼きです。

……目玉焼きって、どうやったらうまく作れるんですか?

10年一人暮らししてるけど、一度も成功したことないんです。

どうやっても、いい感じに半熟の目玉焼きが作れない!

焦げるか、生かのどちらかで泣く泣く目玉焼きらしき何かを食べます。

目玉焼きなんて簡単でしょ!  フライパンに玉子落として焼いて蒸らすだけじゃん!

……と思うじゃん?

目玉焼きの難しさはその火加減と、蒸らす際の水の量だと思うんですよね。火が強すぎたり、弱すぎたり。或いは、水が多すぎたり少なすぎたり。そのバランスが大事で、私はバランスをとるのが苦手なのだと思います。

どちらかというと焼く料理より煮る料理の方が好きです。火加減をあまり考えないで済むので。その分、味付けに集中できるじゃないですか。だからあまり、野菜炒めも作りません。火加減に熱中するあまり味付けが疎かになっておいしく作れないのです。

 

うまく作れないならもう目玉焼きなんて作らなくていいじゃん!  と匙を投げた時期もありました。

しかし、私は目玉焼きが好きなんです。

母がよく作ってくれたベーコンエッグを思い出し、またあれが食べたいなぁと焦がれます。大体の母の料理は再現できるのに、目玉焼きだけがこんな状態なのです。

目玉焼きを上手に作れるようになること。

目下の目標です。

 

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本日の起床時刻

6:47

朝ごはん

メロンパン

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【第73回】なぜ「ご飯に行こう」と誘われるだけでデートだと勘違いしてしまうのか

おはようございます。あやなです。

以前から疑問に思っていたことがあります。

「ご飯に行こう」という誘い文句がデートのお誘いと解釈されるのは、一体なぜなのか?

とても不思議なんです。考えてみれば、ご飯を食べに行くという行為の目的は、「ご飯を食べること」です。日常に不可欠な「食」を共にしているだけで、それ以上でもそれ以下でもありません。

たとえば映画を見に行こうと言われると、それは娯楽でありneedではなくwantの物ですから、「今度、映画観に行こう」「ごめん、私映画好きじゃないんよね」「そっかー、なら何が好きなん?」「野球観戦!」「じゃあ、ホークスの試合を見に行こう!」と、趣味のすりあわせができるじゃないですか。この歩み寄りがあってこそデートじゃないですか。

一方、「ご飯を食べに行こう」に対しては「ごめん、私ご飯好きじゃないんよね」「じゃあ何が好き?」「光合成!」には、絶対ならないじゃないですか。人間は食べなければならない生き物なのだから。

回避できない行為を共にすることをデートとは呼ばない、私はずっとそう考えていましたが。

次第に、様子がおかしいぞと思うようになりました。

「今度A男くんとご飯行くことになったんだー!」

「先週B太くんとご飯行ってきたんだけど、もうないかな」

友人の話なんかを聞いていると、異性からのご飯へのお誘いはどうやらデートのお誘いらしいのです。もしかして、異性と食べるご飯はデートなのか……!?

「あやな、聞いてよ!  こないだC輔が会社の女の子とご飯行ってたんだよ!  これ浮気でしょ!!!」

「え、一緒にご飯食べてただけでしょ?」

「バカなの!?  男と女が二人でご飯食べに行くのは、完全にデートでしょ!!」

激怒する友人をよそに私は頭を巡らせます。

ええぇ……そんなことないでしょ。ご飯くらい普通に行くんじゃないの?  だって必要不可欠な行為だよ。たまたま食べたいものがかぶったとか、同じタイミングでお腹がすいたとか、時間があいたから飲食店で時間をつぶしたとか、そういうことってあるじゃない?

友人を宥めるつもりでその場を諌めたのですが。

最後に友人が一言。

「こんなんだから、あんたはモテないんだよ」

ぐさ。……まぁ、モテませんけど!!

 

しかしまぁ、最近なぜ食事に行く=デートになるのか、ちょっとわかった気がします。

食べている様を見て、どんな気持ちになるのかで、自分がその人をどう思っているのか再確認できるからです。

正直、食べている様を見て、ちょっと無理だと思うことがあります。いくらいい人で、見目麗しい男性でも、食べ方が無理だとずさーーーっと後退りしたくなります。

箸の持ち方が、とか、マナーが、とか、そういったスキルの話をしているのではありません。もっと本能的なレベルで拒絶してしまう食べ方があります。

同じくガツガツ食べる人でも、食欲旺盛だと好意的にとらえられる人もいれば、卑しい食べ方だと退いてしまう人もいます。その違いはわからないけれど、単にスペックや人間性で語れない本能的な峻別が「食」という生々しい行為を目にすることで、浮き彫りになってくるのだろうと思います。

私は獣のごとくご飯を食べる人は苦手ですが、いっぱい食べる人は好きです。一般的にいう「クチャラー」も苦手ですが、鼻が悪い人ははからずもそうなりがちだと聞くので仕方ないと許せる人もいます。

食べている様を見て、後退りしてしまうような相手だと、どんなにいい人でも恋にはならないでしょう。

本能的な判断を下せる場として、「食」を共にすること。とても合理的な誘い文句だな、と最近気づきました。

 

そしてさらに気づきました。

こんなこと考えてる女って、やっぱりモテないよなぁ……。笑

 

それでは、月曜日!

今週はちょっと忙しいです。がんばります。

皆さんも、充実した1週間にしましょうね(*´-`)

 

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本日の起床時刻

7:31

朝ごはん

缶コーヒー

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ゆとり日曜日

おはようございます。あやなです。

……筋肉痛です!!(詳しくは昨日の記事をご覧下さい!)

 

今日は一日、掃除洗濯と家事をやって、あとは映画を見ていました。

夜は白菜豆乳鍋!  これがまた美味しかった~。レシピを見ながら作っても、味付けはやっぱりいつもの感じになってしまうんですよね。でもこれが定石なのかなと思ってモリモリ白菜食べました。

夜はサボっていたほぼ日手帳の更新。絵が下手なもので、あまりきれいにデコったりもできないのですが、単にネタ帳と化している手帳をうまく使えるようになりたいと思います。

 

……なーんて、どうしようもないただの日記を書きました。書きたいことはたくさんあるのですが、ふわふわさせたままの日曜日もそれはそれで心地いいな、と思います。

書きたいという気持ちを持ったまま明日を迎えられたら、それはそれで楽しい朝になりそうです。

下書きが気持ち悪いくらい増えているので、まだまだネタは尽きないぞと。

ちょっと長めの創作なんかも書けたらいいな。

 

今日はこの辺で。おやすみなさいませ(*´-`)

 

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本日の起床時刻

9:15

朝ごはん

釜玉うどん

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続・絶対努力したくない女子のためのダイエット法

おはようございます。あやなです。

以前、こんな記事を書きました。


【第30回】ダイエットの秘訣は脂肪の断捨離にあった - モーニン!

どうも、とことん努力したくない女子です。

怠惰も怠惰、だらけるのが大好き、努力とは無縁の女です。

先述の「脂肪の断捨離」で5キロ痩せた後、見事にリバウンドを果たしました。夏を迎え、暑さに負けて短時間のシャワーで入浴を済ませるようになってしまったからです。というか、ダイエットしたという感覚が自分の中になかったので、結果的には単に体重が増えただけでした。

要するに。

太りました。泣

 

どうしよう。4月以降、健康診断があります。冬の間は分厚い服で隠せるのでまだいいです、春から夏になると薄着になるじゃないですか。

どうしよう。このままではぶよぶよの肉塊として街を歩かなければならない……!

と、思いつつ、友達に誘われるがままにごはんに行ったり飲みに行ったりしていたわけです。

そして今日も久々に福岡に来た友達と、ご飯に行ってきたのですが。

「……あやなちゃん、すごい肩凝ってるでしょ」

「えっ、えっなんでわかるの?」

「ごめん、ごはん食べてるとき、あやなちゃんずっと肩動かしててさ。めっちゃ気になってたんよ」

しかも、この辺りでしょ。凝ってるの。

友人は私の背骨の辺りをつつつとなぞりました。

「この辺りが凝るのはねー、ストレスたまってる証拠。しかも肩甲骨まわりがマジでやばい。姿勢悪すぎ。歩き方も見てたけど、あれはからだに負担かけるよー」

「え、ええー」

そうです。今日は医療従事者の友人と飲んだのでした。普段は患者さんのリハビリを指導する立場だといいますから、筋肉のプロといってしまっても過言ではありません。現に友人・Kちゃんは私のからだの不調を一発で当て、あわれむような視線を向けました。

さ、さすがプロやな……。

「ねぇ、Kちゃん。私はこの肩凝りを治すために何をしたらいいの?」

「とりあえず、腹筋鍛えたらいいよー」

「腹筋鍛えるためには何したらいいの?」

初歩も初歩! なんだ、このクソな質問は!

そう思いながらも、おそるおそるプロに教えを乞うことにしました。

すると、Kちゃんの答えは驚くほど簡単なものでした。

「呼吸かな☆」

……呼吸?

なんかこいつ、ヨガインストラクターみたいなこと言い始めたな、と正直そのときは思いました。

腹式呼吸で息を吐ききる!  初心者にはこれだけで十分!  絶対筋肉痛なるよ!」 

腹式呼吸?  そんなん小学校で習ったわ!

その場でふーっとやってみる。

Kちゃんはギラッと目を光らせ、

「貸して!」

貸すって何を!  と突っ込む前に、腹に指を入れられました。肉の間に食い込むKちゃんの指!

腹式呼吸!」

「は、はいっ」

フゥーーー。吐く、吐く、吐き続ける!

何これきっつい!  私の知ってる腹式呼吸と違う!  涙目になったところで、Kちゃんはアッと声をあげました。

「今!」

「今?」

「わかった?  ぴくんってしたの!」

ぴくんって?

わからないので、もう一度やってみる。

フゥーーー。吐く、吐く、吐き続ける。すると、二度目は少し慣れたのか、ぐいぐいと腹を押すKちゃんの指にも意識を向けられました。

もうこれ以上吐き出せない、というところで、Kちゃんの指の辺りで腹がぴくぴくと反応したのがわかりました。

「Kちゃん、これ?」

「そうそう!  腹横筋ね!」

これが一番大事な筋肉だから、まずはここを鍛えよう。呼吸するだけでいいよ。無理な筋トレは続かないし、腹筋が弱い状態でやると他のところ痛めるから。

Kちゃんはそんなことを言います。

 

はじめに腹筋ありき。

姿勢が悪いのも肩凝りも、腹筋を鍛えると一気に改善されるとKちゃんは言いました。結局腹筋が弱いから他の筋肉に負荷がかかってしまうのだそうです。さらに彼女曰く、腹横筋を意識するだけでだいぶ痩せるよー、とも。

調べてみると腹横筋は体幹を安定させるために必須の筋肉らしく、ここを鍛えることで姿勢が良くなり、さらに筋肉量が増えるため基礎代謝も上がる。結果的に痩せやすいからだになるということでしょう。確かに、インナーマッスルなんて単語には聞き覚えがあります。

正直なところ、だらけるのが大好きな私は時間をとって努力する、というのがめんどくさくてたまりません!

たとえ3分とか1分とか、30秒であっても長続きしません!

よって、ダイエットも続きません!

しかし、呼吸ッ!  呼吸をせずに生きている人間なんかいないでしょう。

そうか!  この、いつもは無意識にやっているだけの呼吸。それを、たまーにやり方変えてみるだけで、立派な筋トレになるんだ!

 

と、いうわけで、絶対に努力したくない女子が呼吸法を変えるだけダイエットに挑戦します。目標:1日10回。10回連続でやってもいいし、気づいたときにやってもいいものとする。

腹横筋の他にも大事な筋肉を教えてもらったので、初心者ながらちょこちょこ鍛えてみようと思います。

しかしこれ……結構きついぞ……。

普通に近所の公園を走った方が楽だったかもしれない、と早速後悔しかけている私なのでした。

 

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本日の起床時刻

9:47

朝ごはん(昼兼用)

パスタ(ペペロンチーノ)

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