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【第14回】私が天神南のスタバに籠りたがる理由

おはようございます。福岡在住のあやなです。

博多駅前の陥没で遠方にいる友人から「大丈夫!?」と心配してくれる連絡が来たりしました。私の職場も家も、博多駅からは距離があり、ニュースで見る光景があの博多とはちょっと信じがたいくらいです。

周辺に住む方、周辺で働く方、復旧にあたる方、皆さんに大事がないよう祈っております。

 

それはそうと、昨日は帰りがけに通り雨にやられまして、濡れるし冷たいしで辛抱たまらんので、近くにあったスタバで雨宿りすることにしました。いつもはあまり行かないジュンク堂の下のスタバに入ったのですが、店舗によって雰囲気が随分違うなぁと思います。

私がよく行くのは、天神南にあるロフト横のスタバです。

 

天神南のスタバ、なぜか好きなんです。

作業をするのも、落ち着くのも。他の店舗とは全然違う。他のスタバに入って改めて実感しました。

なぜ天神南のスタバなのか、分析してみます。

 

①適度に暗い

私が天神南のスタバに行くのは圧倒的に夕方から夜にかけてが多いので、あまり参考にならないかもしれませんが。

窓際の、コンセントがあるカウンターによく座ります。もしくはその隣のソファに座るようにしています。

あの辺りが一番暗いんです。そして、集中できる。

 

②駐輪場が近い

自転車乗りの私にはかなり重要な問題です!  駐輪場探しで時間を取られたくないので、すぐそばに駐輪場があるだけで歓喜します。

隣のロフトビルの駐輪場は2時間駐輪無料なので、ロフトに寄る用事(ロフトの文具コーナーは狂おしいほどに時間泥棒)があるときはこっちの駐輪場に停めて2時間の猶予をフルに使って集中的に作業することもあります。

 

③意外とすいている

福岡・天神地区にはなんと、10店舗ものスタバがあるらしいです!

けれども、どこも大抵混みまくっています。そんなスタバ激戦区の中にあって、天神南のスタバは意外と座れる店舗だと思います。日曜日の午後3時くらいの、マックス混みそうな時間帯に友人と二人で入っても座れる確率が高い。

私が行く時間帯はだいぶ客足も少なくなって、空席がぽつぽつあるので、少しばかり長居してもいいかなという気持ちになります。

 

さぁ、ここまで3つ述べてきましたが、本命の理由は次の④だと思います。

 

④受験生が多い

天神南のスタバの近くには予備校があります。ということで、高校生、浪人生如何に問わず受験生が多い。

受験生を見ていると、すごく胃が痛くなります。自分の受験期を思い出しますし、彼らの表情からも痛いほどに必死さが伝わってきます。

 

夏辺りのスタバではこんな会話が繰り広げられていました。

受験生A「夏休みさー、同窓会あんだよ。東京の大学行った奴とか、帰ってくるんだって」

受験生B「あーマジ?  行くと?」

A「一応行くけどさ……マジ気まじー」

B「……俺やったら行かんかも。終わったあと勉強出来なくなりそう」

A「っくしょー……大学生が憎い……」

おそらく、浪人生であろうAとBは深いため息をつき、再び無言で参考書に向かうのでありました。

予備校帰りの受験生同士の会話が耳に入ってくるとき、私はこっそり、一緒に胸を熱くしています。

 

受験生って、世界一「必死」な生き物です。

大学受験から10年経つのにいまだに友人とセンター試験の話で盛り上がれます。受験と就活が現代の二大武勇伝だなと思います。受験は就活と違って、こなした量がそのまま実力になる。それは怖くもあり、面白いところでもあるのかもしれません。

だから、受験生は必死にならざるを得ない。

同時に受験生は世界一「夢を見る」生き物でもあります。

私は受験期に「のだめカンタービレ」にハマっていたので大学に入ったら絶対楽器をやると思っていました。上野樹里が好きで「SWING GIRLS」にもハマっていたので、ジャズ研(ジャズ研とか映研とかの響きのかっこよさと言ったら!)に入ってサックスやりたいと思ってました。

大学に入ったら「めぞん一刻」みたいな下宿に入って、サックスを始めて、フランス語を勉強して、いつか留学するんだ。千秋先輩みたいな俺様なタイプじゃなくて、オーボエの黒木くんみたいに穏やかで誠実で純朴なひとと付き合うんだ。

妄想はさらに加速します。

数学の問題を解いている時間よりも、志望校のパンフレットを読み込んでどういう時間割を組み立てるか妄想する時間の方が圧倒的に多かったでしょう。

パンフレットを熟読しすぎたせいで、教授の名前をほぼ入学前に覚えていたので入学後、学内で先生の姿を見かけるたびに空港で芸能人に遭遇するような感動を覚えました。

実際にはまぁ、私は下宿もしなかったしフランス語は落第したし、「おなら体操」をやっていた頃の「のだめ」のまま卒業したわけですが、「母校」ではなく、受験生時代に抱いた「志望校」への強い憧れが今も胸のなかに熱く残っています。

 

受験から離れて10年あまり。

就活からももう3年遠ざかっている。

合否という形で結果の出る、競争する環境の中にいて、「必死」に「夢を見て」いる受験生の姿を見ていると自然とあの頃の自分に戻れる気がします。

受験なんかもう二度とやりたくないと思っていたけれど、人生一悩み、人生一希望を持っていた時期でもあった。

彼らの姿は昔の私。

心のなかで応援しつつ、負けないぞという気持ちにさせられています。

 

受験生の皆さん!

勇気を貰うだけ貰って勇気代を払えていないのでここから失礼します!

今はきつい時期だと思いますが、受験生は「夢見る」のがお仕事です。

春の訪れを楽しみに、つらい時期を乗り越えてください。

天神南のスタバでこっそり応援しています。

 

というわけで、生涯現役受験生をモットーに今日もお仕事がんばりましょう。

皆さん、行ってらっしゃいませ(*´-`)

 

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本日の起床時刻

5:38

朝ごはん

卵かけご飯

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