【第16回】ありがとう、3℃
おはようございます。あやなです。
本日は、一日研修を受けてきます! いつもより遅い始まりということで、少し朝からのんびりしています。
この朝活ブログを始めてもうそろそろ1ヶ月になります。だいぶ朝起きるのがつらい季節になってきましたね! 皆さんの中にも冬は布団から出たくない~という方も多いのではないでしょうか。
何度も言うようですが、私は朝にめっぽう弱いです。睡眠時間が短くてもちゃんと動けるのですが、早く寝てもその分長く寝てしまうだけで起きる時間は変わらなかったりします。実際、このブログを始めてから起床時刻は早くなったけど、就寝時刻は以前までと変わらないままです。
適正睡眠時間って何時間なんですっけ?
7時間くらい?
そんなに寝てないなぁ……と思いつつ、今日は布団の中でぽちぽち記事を書いています。
私は冬より夏の方が好きです。
世間的には夏より冬が好きって意見が多いような気がしています。
夏が好きだと言うと、「えー」「冬は着込めばいいけど夏は脱いでも暑いじゃん」と難色を示される。
私に言わせればいくら着込んでも寒いものは寒いし、その着込むまでが億劫じゃないですか、冬って。だからこうして私は厚手のパジャマを着て布団から出たくないわけでして。
けれど、ある経験を経て、私の冬の朝耐性は100倍近くにはねあがりました。
どんな経験かって?
冷凍庫での仕事です。
大学4年の頃、短期でお歳暮のアルバイトを経験しました。元々は積み荷をやる予定だったんですけど、要領が悪くて現場でもたもたしてしまうせいか、一瞬で事務に下げられました。あたたかい事務所でぬくぬくと伝票を捌く仕事に回されて、内心ほっとしていました。
そんなある日、「お願いがあるんだけど」と、深刻な顔で雇い主である派遣業の女性に言われ、何も考えずに「いいですよ」と答えたところ、私はトラックに乗せられて倉庫に連れていかれました。
「今日から冷凍庫で働いてもらいます」
「冷凍庫」
「防寒具はこちらで準備しました」
机の上に、ずらりと並べられたニット帽、ネックウォーマー、靴下、ホッカイロ、その他もろもろ……フリーサイズの防寒グッズが揃っていました。冷凍庫のドアの前には、温度計が貼ってあります。
3℃。
3℃かぁ……。
ここで鍋のセットを作ることになりました。時給は1000円。事務のバイトより、そりゃあ稼げます。でも、3℃。
寒さとお金を天秤にかけて、お金が勝つとは世知辛い。
しかし、3℃の世界に飛び込んで、本当によかったと思います。
3℃の中で働いていると、ふと、あたたかさを感じる瞬間がありました。
なんかあったかいな? と思って温度を見ると、4℃になっていました。
なるほど! 4℃ってあったかいんだ!
さらに、休憩で冷凍庫の外に出ると、それまで寒い寒いと思っていた10℃前後の気温がものすごくあったかい。
バイト帰りに、自転車を漕ぎながら猛スピードで坂を下っても全然寒くない!
3℃の世界に比べたらどんな冬だってへっちゃらな気がしました。
モラトリアムを卒業する前にとんでもない過酷さを経験することで社会人になるはずみをつけられた気がします。
延々鍋のセットを作り続ける単純作業も寒さ以外は楽しいことも多かった。私はしいたけ係で、あなたは肉係ねと同じく短期で雇われた主婦たちと役割分担してみたりして。
ありがとう、3℃の世界。
もう二度とあそこには入りたくないですが。
それでは、週の最後の金曜日!
今日はがんばってお勉強してきます~!
皆さん、行ってらっしゃいませ(*´-`)
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本日の起床時刻
6:12(その後二度寝した)
朝ごはん
納豆ごはん+スープ
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