モーニン!

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そうは言っても麻雀が社会復帰の一助となったのは確かなのだ

おはようございます。あやなです。

私の数少ない趣味の一つに、麻雀があります。

大学生といえば「麻雀」のイメージってどこまで保たれているのでしょう。若者の麻雀離れ、なんて嘆くべきなのか歓迎すべきなのかわからないフレーズまで囁かれるようになりました。もしかして崩壊寸前なんじゃないかな。

少なくとも、女子大生には麻雀は縁遠いものだと認識しています。なんかこう、男4人で6畳の和室に集まってぷかぷか煙草をふかして、黄ばんだカーテンの向こうから朝日が射し込むまでじゃらじゃらやるイメージじゃないですか。

私だって順調に、健全に、育っていたら、おそらく麻雀の「麻」の字も知らずに卒業していく女子大生だったと思うのです。

きっかけはあのゼミに入ったこと。

私が大学5年生になった年のことでした。

 

勿論、医学部でも薬学部でもありません。生まれながらのど文系。だけれど、私は、6年大学に通いました。

一見真面目そうな顔をしているので(類語:地味顔)、就活のときに「6年間の大学生活」なんて言おうものなら、「あれ?  院生ですか?」と聞かれたものです。

大学を留年するに至った経緯は複雑なようで単純です。端的に言うと学校に行かなかったからです。

しかし私を心配してくれた同期が皆、4年で卒業していった3月、寂しくて仕方ありませんでした。そして思ったのです。ちゃんと卒業しなければ、と同期に遅れをとったもののここで大学を卒業できなければ意味がないと心に決めて学校に通い始めました。

ゼミにも所属しました。

ここで教えてもらった悪い遊び、それが麻雀です。

悪い先輩の家に夜な夜な集まり、多いときは総勢10人超で、雀卓が2卓立つほど麻雀人口の多いゼミでした。私と同様、麻雀の麻の字も知らなかったゼミ生のほとんどがここで麻雀を覚えたといいます。

「あやなちゃんもやろうよ」

「えー、嫌ですよ。麻雀なんかおっさん臭いし。ルールも難しいんでしょ?」

「難しくないよ!  きれいな手が出来れば上がりだから!」

しかしじゃらじゃらと音を響かせるゼミ生たちを見ていると、なんだか悔しくなってきました。なぜって、麻雀をしているひとたちは独特の会話をするのです。

「ドラ切りリーチ!?」

「うわ~、強気!」

「マジかよ、どんな役作ってんだよ~!?」

四角い牌を捨てるだけで、他の3人が頭を抱えてしまいました。何、何が起きてるの!?

端から見ているだけでは、戦況は理解できません。牌を掴んで音を立てて、読まなければならない。

麻雀は間違いなく頭脳戦です。何も知らなかった頃の私は、七並べに似ているなと思いました。

先輩の「やろうよ~」を3回聞き、ゼミに所属して半年が経つ頃、ようやく麻雀を覚えることになりました。

ルールを覚えた麻雀は、とても楽しかった。長いこと世の大学生やサラリーマンを魅了してきただけのことはあります。麻雀漫画も人気だしね。「アカギ」とか、「ムダヅモなき改革」とか。

 

麻雀の打ち方には人柄が出ます。

私はどうも場を読むのが苦手です。基本、鳴かずにテンパイ即リー。あ、つまり運任せで、巡ってきたチャンスは熟慮せずに即座に飛び付くってことです。

絶対鳴かない(他人の牌を利用して役を作らない)信条を持ったひとは私の他にもいました。逆に、他人の牌は利用してナンボだと言うひともいました。

この人はどういう打ち方をするのかな?

この牌を捨てたってことは、これを待っているのかな?

裏の裏を読むようなルールはいまだによくわからないけれど、雀卓の周りにいるひとの気持ちを深く考えるようになったし、それがとても楽しいことだと教えてもらいました。

麻雀に。

 

不健全なゲームという印象の強い麻雀ですが、そんな麻雀のおかげでひとと関わるのが好きになったように思います。麻雀がきっかけで友達もできました。

皆さんも麻雀やりませんか!!

麻雀仲間を大募集しています。

 

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ハムチーズパン

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