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【第30回】ダイエットの秘訣は脂肪の断捨離にあった

おはようございます。あやなです。

ぐっと寒くなりましたね!

福岡は昨日雨が降りまして、そのせいでまた今朝の気温は一段と下がったように感じます。冬、到来といった独特の冷たい匂いを嗅ぎながら、本日も朝活を始めたいと思います。ひや~、朝起きるのつらいよう。これいつまで続くんですか~!

朝が苦手。冬が苦手。掃除も苦手。

そんな私はめんどくさがりでおおざっぱで怠惰な女子日本代表です。休みの日は部屋から一歩も出ず、掃除も家事も一切放棄して、一日中ごろごろしていることもままあります。(せめてもの抵抗として、いつもとは言わない。)

できるだけ努力をせずに生きたい。ありのままでいいじゃない。

その結果、去年の冬の時点での体重が人生最高値を記録しました。

最高値ってどんなもんよ、と言われると具体的な数字を出すのは躊躇われるのですが、それまでのマックス体重は大学受験時のストレス太りしていた時期のもの。入学後の健康診断で叩き出された体脂肪率は48%、森三中の黒沢さんと同じ数値でした。

それだけでも結構な驚きじゃないですか。なのに、さらに越えちゃったんですよ。

芸人さんでもなく、受験生でもない、ただのOLの私がこれだけ太った。

思い当たる節はいくつもありました。私、ひととご飯を食べるのが物凄く好きなんです。食事自体にはそんなにこだわりがなくて普段は食事の量も回数も少ない。なのに、誰かと一緒にご飯を食べるとはしゃいでめちゃくちゃ食べるんですよ……。外にご飯を食べに行ったり、あと実家に帰ったときですね。実家に帰ると久々に母の手料理が食べられるし、私もちょっと気合いを入れてご飯、汁物に加え3種類くらいおかずを大量に作ってしまうので、いっぱい食べてしまうのです。

そういうちょっとの積み重ねが、人生最高値を叩き出していました。

確かに元々太りやすい体質なのです。小学生まではぱつぱつとよく肥えた子供でした。中学に入ってからは身長が伸びたおかげで少し細くなったものの、158センチで成長が止まってからは細身になる要素がなかった。動かないのでじわりじわりと体重が増えていき、この体たらく。

由々しき事態でした。

「そうは見えないからいいじゃない」「着痩せするタイプだし大丈夫だよ」周りはそう言ってくれるのです。でも、数値は嘘をつかない。健康診断で測定された体重は3年で右肩上がり。

そしてそして、女子にとって一番つらいのは、何と言っても、試着室だと思います。この服かわいい!  と思って試着室に飛び込んでも、全身鏡を見てため息をつくこと、n回……。両手では収まりきれない回数のため息が出ました。

はぁ……もう少し二の腕が細かったら……。

はぁ……ウエストがくびれていたら……。

はぁ……太ももがぱつぱつじゃなければ……。

「全部自分のせいじゃないか!」と言われてしまいそうですが、客観的に自分の体を見て私はそんなことを考えていました。

さぁ、どうしようか。

ダイエットをするしかない。

こうして私は昨年、初めてダイエットに挑戦しました。

 

結構いろんなことをやりました。

徒歩通勤してみたり、ヨガをやってみたり、筋トレしたり、豆乳ダイエットしてみたり、食に気を遣ってみたり……しかしながら、ダイエットなんてこれまで全くしてこなかっただけに難しい。

全く続きませんでした。

自分を律することができない人間なのだと思っていました。

ダイエットを決意してから半年ほど経ち、今年の3月頃の私はちょうどうまくいかないことが重なって、ひどく落ち込んでいました。ダイエットもできないし、他のことも何もうまくいかない。

そんなとき、私の目に飛び込んできたのは「断捨離」という単語でした。もう無我夢中で何にでもすがりたい気持ちでした。

着なくなった服を捨て、読まなくなった漫画を売り、こまごまとしたものを捨ててしまい、がらんとなった部屋で私は他に捨てたいものは何か一生懸命考えました。

それは、脂肪でした。

いや違う、醜い自分でした。

努力が嫌いで、だらだらしていて、怠惰な自分。

何が二の腕が細かったら、だ。ウエストがくびれていたら、太ももが細かったら、なんて、全部自分のことじゃないか。なんでそんな、他人のことみたいに思えるんだ。

嫌になる。服やこまごまとしたものを捨ててしまっても、何の意味もなかった。

私はこのぶよぶよとした脂肪を捨ててしまいたいと思いました。ただ痩せたいからではなく、とにかく変わりたかった。怠惰な自分をやめてしまいたかった。

 

だからですね、脂肪の断捨離をすることにしたんです。

 

脂肪の断捨離とはなんぞや?

文字通り、断捨離をするように脂肪を手放すイメージをすることです。

断捨離をするとき、エイヤッと物を捨てるのではなく、「今までそばにいてくれてありがとう。お疲れさまでした」と思いながら捨てるのが大事、と何かの断捨離本に書いてあったのでこれだと思いました。

一日のうち最も多く自分のからだに触れる時間は、入浴中です。

怠惰を極めた結果、私はお風呂に入りながら脂肪の断捨離を始めることになりました。

思った以上にこれが効く。

一人暮らしの身なのでいつもシャワーで済ませていました。シャワーを浴びながらからだを洗うとき、捨てたい余分な肉を優しく撫でながら「今までありがとう。お疲れさまでした」と考えるようにしました。たまに口にも出しました。なんでしょう、ダイエットしなければ!  と躍起になっていた頃よりも気持ちが穏やかでした。

これを3月から5月の頭まで毎日続け、迎えた健康診断。

生活習慣は何も変わっていないし、3月に一度体重をはかった頃から大して変わっていないだろうと思っていたのです。

5キロ痩せていました。

ちょっと目を疑いました。まさか、脂肪の断捨離がここまで効くとは。

 

嘘だと思うでしょう?  ほんとの話です。

自己暗示ってあるんだなぁと思いました。

お風呂でマッサージすること自体、ダイエット的に効果のあることなのでしょうが、「脂肪の断捨離」おすすめです。

太った自分を憎むのでなく、そばにいてくれた肉が立派に務めを果たしたので手放す。だってそうですよね。脂肪って人間を守るためについてくれてるものなのに、お前の勝手で無理矢理落とそうとするなよって感じですよね、脂肪からしてみたら。過剰に手元に引き寄せたのは私の責任でもある。だから、お里に帰すつもりで労いながらマッサージする。

これが「脂肪の断捨離」です。

ずっとシャワー民だったんですけど、湯船に浸かるとマッサージも楽にできるので(あと、文章を書く習慣をつけるとPC作業で背中がガチガチに凝るので、それも解消したくて)湯を張るようになりました。マンションの浴槽は狭いけど、それでもお風呂に入るのは気持ちがいいですね。

 

努力家であればあるほど、ダイエットは修業じみたものになっていくのだと私は思っています。徹底した自己管理も大事ですが、一度そこから離れて、自分を労うことにも意味があると信じています。ぜひ、ダイエットに疲れたら「脂肪の断捨離」を試してみてください。

ただし、効果には個人差があります。

 

というわけで、今週も1週間お仕事がんばりましょう!

12月は年末進行だ……!!

皆さん、いってらっしゃいませ(*´-`)

 

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本日の起床時刻

5:40

朝ごはん

アロエヨーグルトとスープ

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