【第34回】人生で初めて味わった詐欺の味は、バーモントカレーの甘口だった
おはようございます。あやなです。
寝坊しました。
起きたら7時半でした。
社会人としてのこのブログは7時半には書き終えることを目標にしています。7時半には書き終えていないと、出社のためのもろもろの準備ができない。今ちょっとこの世の終わりみたいな顔をしてスマホを叩いています。駆け足になりますが、ご容赦ください。
さて、寝坊すると焦ってしまって、寝起きの頭からネタを探しだすのに苦労します。あらゆるネタから何を書くか、選ぶのがとても難しい。家族ネタ……いやいや、長くなるし、女あるあるネタ……いやいや、この間やったし、仕事ネタ……そうだ今日はボーナス支給日……。ちょっと頭がはたらいていません。
そこで、はてなブログさんの小粋な配慮「お題スロット」を回すことにしました!
おお、これはこれで面白いぞ。どんなお題が詰まっているのか、また試してみるのもいいな。
と、思いながら回してみると、出たのが冒頭に書きました、「我が家のカレー」でした。
我が家のカレーね……。
我が家のカレーは至って普通のカレールー(バーモントカレーの甘口)で作られた、普通のおうちカレーです。
え、これをどう記事にすればいいんでしょうか。スパイスからカレーを作っているようなおしゃれで創作的な家じゃないのですが。
そういえば、小学5年生の頃、我が家のカレーの作り方を調べて発表する宿題がありました。確か、家庭科ではなく社会科でした。材料の産地を資料集で調べて、手作りの日本地図に書き込んでいく授業だったと思います。
そのとき、当たり前だと思っていた我が家のカレーは意外と当たり前ではないことに気づかされました。
うちのカレーはピーマンが入っています。
「カレーにピーマン入れるの!?」
「変だよ! 絶対ピーマン入れないよ!」
とクラスメイトからの非難ごうごうでした。
ピーマンと言えば、今も昔も子供の嫌いな野菜不動の第1位です。
だからこそ、うちのカレーにはピーマンが入っています。
カレーだけではありません。
ピーマンが侵入している料理は。
それこそ、シチューやハヤシライスにもピーマンは入っていますし、私の大好きなハンバーグにも入っています。私の数少ない得意料理の一つがハンバーグなんですけど、ひとに振る舞うと意外とピーマンがおいしいと評判です。(味的にはピーマンの肉詰めなので、おいしいはずです!)
幼い頃の私は非常に偏食で嫌いな野菜がたくさんありました。ピーマン、にんじん、たまねぎ。大抵の野菜は克服できました。
余談ですが、ぎんなん、なまこ、ビラ、ゴーヤ……この辺りは大人になってお酒を覚えてから好きになりました。一つだけ苦手な食べ物として、いまだにネギが残っています。食べられはするけれど好んではたべません。
さて、どうして私がピーマンを克服できたか。
母がいろんな料理にピーマンを混ぜて食べさせていたからです。カレーにハンバーグ。コロッケにも入っていたような気がします。肉詰めみたいにピーマンが思いっきり見える形では食べなかったので、敢えて衣に包んでピーマンの天ぷらにしたり。
ピーマンのことはもうだいぶ好きになったのに、あの味が忘れられなくて、私の作るカレーにはいまだにピーマンが入っています。
普通はカレーにはピーマンは入れないらしいですね? はじめて知ったときの衝撃はかなりのもので、家に帰って母に「みんな、カレーにピーマン入れるのはおかしいって言ってた!」と報告したのを覚えています。母はやっと気づいたか! みたいなちょっと悪い笑みを浮かべて、「あんたはピーマンが嫌いやったからね~」と言っていました。よくもまぁ、いけしゃあしゃあと!
「ひどいよ! 騙したの!」
「お母さんのカレー、おいしくない?」
「おいしいよ!!!!」
母親ってずるい生き物だなぁほんとに。
私はまだ母になる予定もないし、その日のことをまったく想像もできないのだけれど、やっぱりカレーにはピーマンを入れ続けようと思います。
それが当たり前だと思えるくらいに自然に、企んでいこうと思います。
それでは、週の最後の金曜日となりました。
しょ、賞与支給日~~!!! 半年間がんばってきて、よかった~~!!!
皆さん、いってらっしゃいませ(*´-`)
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本日の起床時刻
7:30
朝ごはん
余裕なし
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