モーニン!

ただのOLが平日限定で9:00までに更新するブログ

【第52回】キスって、そんなにいいものですか?

おはようございます。あやなです。

先週は朝活がぐだぐだになってしまってものすごく凹んだので、今週は毎日9時更新を守っていきたいと思います。なんと今週の金曜にはブログ開設3ヶ月ですしね。気合い入れてがんばりますよー!

さて、こんなブログなんぞ書いてると、たまにこんなことを聞かれます。

「ネタってどうやって出てくるの?」

私の場合、完全にこれです。

"疑問"

世の中に対する疑問こそが、私の「書くモチベーション」であり「書くネタ」です。28年も生きているくせに、私はこの世界のことがわからなすぎるのかもしれません。

たとえば、このブログで書いたことなら、わかりやすいところでいくと、

「本当にすっぴんは失礼なのか?」


【第17回】今こそ問おう。すっぴんは失礼か? - モーニン!

とか、

「なぜモテる女の子はちょっとMを自称するのか?」


【第36回】ちょっとMな女の子はモテるという定説に関する考察 - モーニン!

とかでしょうか。このブログで書いていることは、8割くらい普段私が疑問に思っていることを何とか自己解決しようとした結果です。小説も同じこと。自分の考えだけでは解決に至らないので、登場人物の視点を通して解決を試みているのだろうと思います。

長年、解決できていない疑問はたくさんあるのですが、今日はその中の一つについて考えてみます。

題して、

キスって、そんなにいいものですか?

 

白雪姫も眠り姫も王子さまのキスで目を覚まします。シンデレラも最後に王子さまと思いの通じあったキスでハッピーエンド。

ドラマでも、すれ違っていた二人がようやく想いを通わせる段階になって、キス。やっと想いが通じた!  めでたいめでたい!

このように、キスは幸せな恋愛の象徴です。

が、幼い頃から私はこの定義に疑問を抱いていました。

単純に考えて、唇をくっつけるだけの行為だよな、と。唇と唇をくっつけて、なぜ恋愛成就の達成感を得るのだろう、と。

たとえば、唇ではなく他の部位ではダメなのか。手など普段から簡単に触れることのできる部位では感慨もないでしょうが、鼻とか耳とかね。バタフライ・キスなんて言われ方もしますが、睫毛を触れあわせる行為もあるようです。

なぜひとはキスをするのか?

こんな記事を発見しました。


人はなぜ口づけをかわすのか? 意外に知られていない「キス」の進化の歴史|ギズモード・ジャパン

キスするのは人間だけじゃないのかー!

唇という部位の特異性。それを踏まえて進化の過程でキスという慣習を身に付けてきたと言われると、なるほどと思わずにはいられません。

 

そもそも、「接吻」としてのキス、つまりラブロマンス的な西洋式のキスが日本に入ってきたのは明治維新以降であり、それ以前は性技としての「口吸い」があったようです。土佐日記には既に「口吸い」の記述が見られることから、快感を得るためのディープキスに関しては日本人にも馴染みの深いものだと言えます。

つまり、西洋式のキスが輸入されたとき、日本には既に「口吸い」の文化があったわけで、だから「接吻」も恋仲にある二人に限定された、ラブロマンス的な意味を持つものに解釈されてきたのですね。性技ほど秘められたものではなく、しかし二人だけの世界を構築するのにうってつけの「キス」が、オープンで自由な恋愛の象徴となったのかな。はぁん、なるほど。こう考えると、ある意味「キス」は自由恋愛を現すためのツールとして、戦略的に利用されてきたのかもしれないと思えてきます。

片想いが始まり、両想いになる。恋愛成就の達成感は、「自発的な」好意が共有されて初めて得られるものだと思います。一人のものだった好意、あるいは恋愛への憧れが、共有されることで恋人同士になるわけで。そこに政略的な意図や打算はない、純粋な愛情で結ばれるからこそのハッピーエンドです。

婚活だけでなく恋活だのなんだのと、自由恋愛至上主義が叫ばれる時代。「キス」への意味付けは最大値まで高まっている気がします。

私はそんな時代に、少しだけ不自由さも感じてしまいます。キスって、そんなにいいものなのかなぁ。単に唇と唇をくっつける行為、って考えちゃいけないのかなぁ。

 

というわけで、今週最初の記事でした!

それでは皆さん、仕事に学校に、がんばっていきましょう!

行ってらっしゃいませ(*´-`)

 

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ゼリー

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