【第59回】昭和63年生まれの憂鬱
おはようございます。あやなです。
昭和63年生まれ、現在28才です。
私たちの学年は昭和63年、64年、平成元年生まれが存在する珍しい学年でありまして、1月1日から7日まで1週間の平成64年があるとはいえ、気分的には最後の昭和生まれといったところです。
平成と一緒に育ってきたので、履歴書作成はものすごーく楽でした。高校入学は16才の年だから平成16年、大学は19年、就職したのは25才の年で平成25年……といったふうに。就活時代、腱鞘炎になりそうなレベルで書きまくった履歴書、早見表を見なくても書けるのはありがたかったです。
昨年、天皇陛下による生前退位のご意向を拝聴しました。成長と共にあった「平成」から別の年号へ変わるのか……と、しみじみしております。
しかし、昭和63年って中途半端な年なんですよね!
年上の方に
「最後の昭和生まれなの?」
と聞かれたら、
「いや、同じ学年に昭和64年生まれがいるので最後ではないです」
と答え。
「同学年に平成生まれがいるなら、ほぼ平成生まれでしょ」
と言われたら、
「いやでも、昭和生まれは昭和生まれなんですけど」
と答え。
かと思えば、
「えっ、あやなさん、昭和生まれなんですか! 明治、大正、昭和、平成でしょ? ちなみに、昭和って何年まであるんですか~?!」
平成生まれには煽られる、と。
昭和と平成の間をうろうろする、とんだコウモリ野郎です。
私たちの学年でよくあるやりとりは、「昭和」vs「平成」の仁義なき戦いです。昭和63年度生まれなら絶対経験したことがあると思います。
「やーい、昭和昭和~!」
「平成のくせに、生意気なっ」
……って、同い年ですからね。
めちゃくちゃ不毛な戦いですからね!
ちなみに昭和64年生まれにはいまだに出会ったことがありません。
正直、平成生まれに憧れていました。もちろん昭和という年号や、昭和生まれの諸先輩方にけちをつけるつもりはありません。だけど、なんだろう、「平成生まれってスタイリッシュじゃん! おしゃれなニューカマーっぽいじゃん!」と思っていた時期はありました。
Hey!Say!JUMPだって「昭和はもう古い」みたいな歌を歌っていましたね。
しかしながら、そんなHey!Say!JUMPももうみんな成人済みだし、平成生まれのアラサーも存在するんだよなぁ……。
いつか、新しい年号生まれの子供たちに「平成ってもう古い!」と言われてしまうのかな、と考えてみたりもします。
私はなんやかんや、昭和63年生まれでよかったなぁと最近は思います。ギリギリ昭和感がとても好きです。「昭和」という単語の持つ「泥臭く、一生懸命生きてきた」時代のイメージが、自分向きだと思います。祖母や父や母が語る昭和。私は昭和を生きた記憶など全くありませんが、これからもギリギリ昭和の女を名乗っていきます。
新しい時代の到来にそわそわしつつ、昭和・平成・新世代の3つの時代を生きた女として、(なんなら4つ目にも挑戦したい)たくさん長生きしたいと思います。
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本日の起床時刻
6:15
朝ごはん
コーンスープ
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