読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

モーニン!

ただのOLが平日限定で9:00までに更新するブログ

【第65回】偽りのチョコレイト・ディスコに踊らされるのはもうやめよう

f:id:ui_a:20170206181304j:image

おはようございます。あやなです。

バレンタインにいい記憶がありません。

 トリュフをつくったら唐揚げみたいな見た目になったことがあります。生チョコをつくったら、「これ、干し柿?」と言われたことがあります。勇気がなくて好きな人に渡せなかった本命チョコを、号泣しながらやけ食いしたこともあります。

とにかく、バレンタインに縁のない人生を送ってきました。

それでも、学生の頃はそこまでバレンタインのことを嫌いだと思ったことはありませんでした。中学くらいから大学を卒業するくらいまでは、友達同士で手作りのお菓子を交換し合うイベントだったので。

むしろ好きでした。

特に高校のバレンタインは楽しかった!  教室にいる男子には目もくれず、女の子同士で可愛くラッピングされた手作りお菓子の弾丸をぶつけ合う、まさにバレンタイン戦争!

普段お菓子作りなんてまっっったくやらない私ですが、この日ばかりは、「クラスメイトたちのように可愛いお菓子を作るんだ!」と張り切っていました。ラッピングのための包装紙や箱も、私らしいものを選んでみたりして。

バレンタインの日には、大量のお菓子を家に持ち帰り、目もお腹も幸せでした。ホワイトデーのお返しで二倍楽しいイベントだと思っていました。

大学に入ってからも楽しいバレンタインは続きました。友人と集まってチョコフォンデュをしてみたり、チョコを包んだ白玉を作ってみたり。

恋しててもしてなくても、私にとってバレンタインは少し特別なイベントだったのです。

 

バレンタインを憂鬱に感じるようになったのは、社会人になってからの話。

これは学生のためのイベントではなく、大人のためのイベントなのだと、痛感することになりました。

「えっ、チョコ渡すんですか?」

「えっ、用意してないの?」

1年目の冬、2月14日の昼休み。私は頭を抱えることになりました。

当たり前のように女性から男性に配られるチョコレートは、百貨店の催事場で売られているものでした。えぇ、それってあれでしょ、1箱3000円くらいする奴でしょ、マジかー。

「なんで事前に聞かなかったのー」

「そんな当たり前に配るものだとは思ってなくてですね……」

だって、年賀状も送り合わないのにバレンタインだけそんなに張り切るのっておかしくないですか?

しかも、催事場のチョコってたっかいじゃないですか!

学生感覚でバレンタインのイベントをとらえると、女性から男性に愛を告白する日、ですよ。もしくは友達同士で可愛いお菓子を交換する日。仕事でお世話になっているとはいえ、女だからという理由でなぜ職場の妻子持ちに高いチョコをわざわざ買って渡さねばならんのか!

義理チョコは本命のカモフラージュで贈るものだと思っていました。本命だけに渡すのはあからさまだから。

あるいは、バレンタインのお祭り感を一緒に楽しむための導入材として贈るか。

カモフラージュを企むような本命もいないし、会社でお祭り感を味わう必要もない、ゆえにチョコを用意する必要もない。私はそう考えていたのですが。

悩んだあげく、私はやけくそになって近所のコンビニで買ってきたお徳用のチョコレートを課の人間全員に配りました。もう私の会社でのバレンタインのスタンスはこれでいいやと思っていたのですが、高いチョコをあげた女性と同じお返しが返ってきて、居たたまれなかったです。お返しなど要らないと言ったのですが、持って帰るのも悲しいからと言われいただいてしまいました……。気を遣わせてしまったのでしょう。申し訳なかったです。

次の年からは私もバレンタインのチョコレートを用意していくようにしました。

「あげないし、要らないです!」と、強く主張して、面倒な社員だと思われるのが嫌だったからです。バレンタインだけでなく、本当は女性にだけ制服というアイコンを押し付けられていることも、女性にだけ割り振られている掃除当番があることも、ずっとなんか変だなぁと思い続けています。

会社ではたびたび自分が女であることを否応なしに突きつけられます。学生の頃はほとんど感じていなかった性別を感じさせられるたびに、私は何とも言えない憂鬱に支配されてきました。バレンタインはその最たるイベントでした。

世間に迎合し、今年も私はオイルショックかと言いたくなるほど混み合った催事場に向かうのでしょう。

もう、もう、やめませんか?

贈りたくもないチョコを贈るのは、やめませんか?

バレンタインって、もっと楽しいイベントだったはずでしょう!!

Perfumeの「チョコレイト・ディスコ」という曲のように、楽しくバレンタインを迎えたいです。教室、じゃなくて、弊社のオフィスをダンスフロアにしたい。今の私は偽りのチョコレイト・ディスコに踊らされているのです。

気を遣う、空気を読む、右に倣う<ノンバーバルコミュニケーション>をやめませんか?

ぶっちゃけ会社のバレンタインを面倒に思っている人は男女問わず多いと思うのですが、どうなんでしょう。もしかしてこんなに目くじらを立てているのは私だけなのでしょうか。

だとしても、面倒な社員だと思われてもいいから、私は今年、「贈らない」を選択してみようかな、と思います。

もしくは、これは贈りたくて仕方ないと踊り出せるほど、おいしくて可愛くて面白くて楽しいプレゼントを探してみたい。

バレンタインを楽しみにしていた、あの頃のように、わくわくどきどきしたいじゃないですか。

本番まであと1週間。毎年憂鬱だったバレンタインが俄然楽しみになってきました(*´-`)

 

Perfumeの「チョコレイト・ディスコ」は名曲です。

チョコレイト・ディスコ

チョコレイト・ディスコ

  • Perfume
  • エレクトロニック
  • ¥250

************************************

本日の起床時刻

6:30

朝ごはん

コーンスープ

************************************