【第69回】実のところ、みんな欲しがっているアレについて
おはようございます。のび太です。
「ドラえも~ん、アレが欲しいよ~」
「アレって何だい、のび太くん?」
「アレだよ~アレアレ」
アレが欲しい。
アレがあったら、頭を抱えずに済んだのに……。
意外と同じ悩みを抱えている方って、多いと思うのです。
私はアレが欲しい。
特技です。
たとえば履歴書を書くときも、一番困るのは、学歴でも職歴でも志望動機でもなく、断然「特技欄」だと思うのです。
皆さん、「特技」ありますか?
残念ながら、私は全くありません!!
小学生の頃、習い事をしていたクラスメイトが心底羨ましかったです。だって、習い事をやっていたら、特技欄に習字とかそろばんとかピアノとか書けるじゃないですか!!
習字もそろばんも未経験。
ピアノは2歳で始めて6歳でやめました。
運転免許すら持っていません。書ける資格は漢字検定2級(しかし中学生時代にとったものなのでほとんど効力がない)と業務上どうしても必要だった保険関係の資格のみ。似顔絵だの物真似だの、苦し紛れに書く特技ほどひどいものはありません。
なのに、なぜ履歴書から特技欄はなくならないのでしょうか。それとも、みんな、私が知らないだけで、それぞれ特技を持っているものなのでしょうか!
おいおい待ってよマジでやめてくれよ。特技のない人間だっているんですよ……!
皆さんは特技欄に何を書きますか?
たとえば私の友人のMちゃんはバイオリンを15年くらい続けている猛者だったのに、
「趣味:バイオリン」
とは書くけれど
「特技:バイオリン」
とは絶対に書きませんでした。
新卒のときに履歴書を見せ合いながら、私はMちゃんに言いました。
「なんでバイオリンは特技じゃなくて趣味なのよ」
「だって、特技:バイオリンって言えるほど得意じゃないもの。プロみたいには弾けないし」
Mちゃんはそう言ったのですが、私は思うのです。
特技のハードル高すぎじゃない? と。
たぶんプロ並みに弾ける人は、プロを目指すと思うよ、Mちゃん!
そしてやっぱりプロ並みに弾けてプロを目指すような人は、特技:バイオリンとは書けない気がするんだ……!
履歴書の特技欄を悩まずに書ける人間になりたい。「特技」じゃなくて、もっと謙虚で小心者な日本人向けの自己アピールないですかねぇ……。カジュアルに書けるやつ……。
その点のび太はいいよな。
特技欄に「どこでも寝れる/あやとり/射的」って書けるんだから。
潔い。私たちはのび太をもっと見習うべきなのかもしれません。
Mちゃん、特技欄には堂々と「バイオリン」って書こうよ。
私も、特技欄に「七並べ」って書くからさぁ……。ちなみに七並べが得意な女は性格が悪いって何かの本に書いてありました。私もそう思う。
というわけで、2月最終日!
怒濤の2月が逃げていく!
それでは月末、がんばりましょうね(*´-`)
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本日の起床時刻
7:03
朝ごはん
春雨スープ
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