「から紅の恋歌」が大人気なので、狂うほど観た名探偵コナン映画の思い出話をしておく
おはようございます。あやなです。
GWといえば、楽しいこと満載の大型連休ですね。毎年この時期に先駆けて公開される恒例の映画といえば、そう。
名探偵コナンです。
1994年連載開始当時、6歳。
1996年アニメ放送開始、8歳。
金田一少年の事件簿といい、名探偵コナンといい、月曜の19時からスーパーミステリタイムで育ってきたと言っても過言ではありません。ホームズやルパンを読み始めたのも「夢水清志郎ノート」と「古畑任三郎」、そして他でもない「名探偵コナン」の影響でした。いつのまにか新刊を買わなくなってしまったとはいえ、いまだに実家にはコナンの単行本が50冊くらい残されているはずです。
国民的長寿アニメとして愛されている名探偵コナン。
今年も新作映画が公開されましたよっと。
http://d-conan.jp/movie21
名探偵コナン 公式サイト
地元に映画館がなかった私は毎年ロードショーで1年遅れのコナンの映画を楽しむ程度。もしくは、過去の作品をTSUTAYAでレンタルして観ていましたが、地元の友人は毎年コナンを映画館に観に行っていました。
何度か一緒に観に行ったこともあります。映画館が得意でないあまり、劇場で気持ち悪くなったりして自然と足が遠退いてしまったのですが。
「から紅の恋歌-ラブレター-」は21作目のコナン映画。コナンと一緒に育ってきた世代が大人になっても、連綿と続いてきたある種の歴史を感じさせますね。なんとこちらの映画、周りの友人からすごく推されてまして久々に映画館に観に行こうかな、という気持ちになっております。
昨年の映画「純黒の悪夢-ナイトメア-」が興業収入歴代1位を記録したことも記憶に新しいのですが、えっ、今名探偵コナンがアツイってどういうことよ?
「早く映画観て。そんで、自分が服部平次の幼馴染みじゃない現実に打ちのめされて」
「服部平次の幼馴染みになりたい……」
「服部平次に守られたい……」
どどどどしたの、みんな!
普段あんだけ「せやかて工藤」「せやろか工藤」ってネタにしてる服部平次の夢女*1になって!
「大丈夫! 損はさせない! あんたの好きな小野さんも執事役で出てくるから」
「あ、はい観ます」
このGW、「から紅の恋歌」を観に行きます。ほんとは後述の事情で5月4日に行きたいのですが、あいにくその日は人生を左右する一大イベントが入っているので別の日に。
ここまで推されるんだから絶対面白いんだろうなー! 久々のコナン映画にそわそわしつつ、「から紅の恋歌」を観る前に私の好きなコナン映画の話をしておこうと思います。
私が狂うほど観たコナン映画第一位はこちら。
「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」
記念すべきコナン映画第1作目です。20年以上続く劇場版の礎になった作品なのだと思います。
1作目にして犯人役にモリアーティ教授を模したキャラを持ってくる贅沢さ。
爆弾魔と戦う画面演出の派手さ。
赤い糸のモチーフ。
全部がきれいにまとまっていて作品として大好きです。ミステリ要素もあり、お決まりのスケボーシーンといいアクションもあり、蘭と新一の恋物語としても成立している。
これはもう何回も観ましたね~、大好きでした!
最後に犯人の仕掛けた罠と、それを回避するシーンがあるのですが、最後の蘭の台詞がいじらしくて甘ったるくて可愛いんですよね。
いちご100%でも東城派だった私、ああいうピュア健気な「待つ女」大好きなんですよ~。
新一の誕生日5月4日がこの事件の発生日。
だからこそ、5月4日にコナン映画を観に行きたいなと思っていたわけです。(そして、小野大輔さんの誕生日でもあります! オタクはすぐ誕生日を祝う!)
どうしても日程を合わせられず残念……。
閑話休題。
ここから「14番目の標的-ターゲット-」、「世紀末の魔術師」、「瞳の中の暗殺者」と続いていきますが、この辺りはどれもミステリ要素が私の好きな系統でわくわくしました。特に「14番目の標的」はABC殺人事件のような、法則性のある殺人(未遂)事件ということで、これを2作目に持ってくるなんてまた贅沢な……。
話が一番好きなのは、
「ベイカー街-ストリート-の亡霊」
劇場版 名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊 [DVD]
- 出版社/メーカー: ビーヴィジョン
- 発売日: 2011/02/25
- メディア: DVD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
なんとこちら、脚本が野沢尚さんなんですよね。バーチャル空間での冒険も、切り裂きジャックのモチーフもワクワクしたなぁ。キャラも立っていて、あとこれはオチが爽快でした。かっこよかったなぁ。
たぶんちゃんとコナン映画を観たのは「ベイカー街の亡霊」の次の作品、「迷宮の十字路-クロスロード-」までで、友人に誘われて劇場で観たにも関わらず「探偵たちの鎮魂歌-レクイエム-」「漆黒の追跡者-チェイサー-」の記憶がほとんどないのです。(たぶん具合が悪くて映画どころではなかったのだと思います。申し訳ない)
というのも、コナンの映画がどんどんアクション方向に振りきれていってあまり事件に魅力を感じなくなってしまったんですよね。映画を観た後に不完全燃焼感が残ってしまって。ド派手なアクション・演出より推理対決が観たいじゃない!
その点、「から紅の恋歌」はミステリとしても楽しめるよと友人たちはこぞって太鼓判を押してくるのです。
「ミステリあり、アクションあり、平次と和葉の恋物語あり。子供も大人も楽しめる、バランスのとれたコナン映画だよ!」
「へぇ~そうなんだぁ」
「EDは倉木麻衣! 懐古厨にも嬉しい仕様になっております!」
「それは、ずっとコナン追いかけてきた人に嬉しいサービスやね」
「なにより、迷宮の十字路以来の服部平次メイン回だし!」
って、結局平次推しなんかーい!
ここまで言われたら、件の男・服部平次の活躍を観に行くしかないです。どんなもんだよ服部平次。
実に10年ぶりのコナン映画、今から楽しみです。
*1:夢小説のような妄想を好む女のこと。簡単にいうと自分がヒロインとなってキャラとの絡みを妄想する。いいじゃない! 夢見たって!