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モーニン!

ただのOLが平日限定で9:00までに更新するブログ

【第82回】「いちご100%」の東城綾に学んだ。恋を掴みたいなら性格ブスになれ、と。

おはようございます。あやなです。

GW終わってしまいました!  皆様、ご機嫌いかがですか?

GWは毎日更新するゾ~と思いつつ、途中で途切れてしまってすみません。いかがお過ごしでしたか? 私は遠出したりしなかったり、人に会ったり会わなかったりしました!  GWの出来事に関してはまた追って書こうと思います。そうそう、「から紅の恋歌」の感想もね!  書きたいので!

それはそうと、最近私はとあるアプリの更新を毎日楽しみにしています。

そのアプリというのは……

少年ジャンプ+(通称ジャンプラ)

です!

28歳(もうすぐ29歳!)OLが、少年ジャンプを読む世代ではなくなってしまったにもかかわらず、わざわざアプリを入れてまで読んでいる漫画は、そう!

はい、お馴染みのいちご100%でございます。

弊ブログで一番読まれている記事は、どうやら12月に書いたこの記事らしいのですが、


【第45回】「いちご100%」の西野つかさが、最後に勝つ女の生き方を教えてくれた - モーニン!

若干うろ覚えで書いたので、改めて読み返したいな……でも漫画は売っちゃったしな……*1と思っていたところ。

このたび番外編が連載開始!

というわけで、前作が少年ジャンプのアプリ版・少年ジャンプ+で1日1巻分ずつ配信されることになったのでした。

読めば読むほど西野つかさが可愛くて、いやぁ最後はこの子とくっつかなかったらおかしいだろうと思えるくらいなんですけど、

やっぱり東城綾をどうにかしてやりたい!!泣

東城綾は1巻の左側、2巻の表紙になっている黒髪の子です。ちなみに1巻の右にいる金髪の子が西野つかさです。

全体的に押しが足りないし、改めて(冷静になって)真中目線で読んでいくと、ヒロインの中で一番何を考えているかわからないのは東城だなと思います。

他のヒロインがわりかしストレートだったり小悪魔だったりかわいくおねだりしてみたり、自分なりに気持ちを伝えていく中、東城は圧倒的に言葉を飲み込んでばかり。結論が出るギリギリまで、控えめヒロインでした。

《東城は俺のことどう思ってるの?  東城が好きって言ってくれたら俺は……》

なんて、受け身なモノローグしてる主人公が想い人なわけで!

お互い引いてちゃ進展しようがないよ……。ごめん、東城……私は無力だ……。

想い人・真中は中学の頃に付き合っていた西野のことが好きだと思い込んでいるので、東城は自分の気持ちを圧し殺しているわけです。

「やっぱり彼女がいる人を好きになっちゃいけないのかなぁ……」

なんて、友達に溢したりもします。くぅ……純情……。

そんな東城ですが、積もった感情が爆発したことがあります。

高校1年生の夏、映画のロケを兼ねた映研の合宿。真中と二人、訪れた海で泣きながら

「あたし、性格悪いね。それでも、真中くんと一緒にいたい……!」

西野つかさと付き合っていても。

北大路さつきに惹かれていても。

好きな人の恋路を邪魔することになっても。

それでも、です。控えめな東城が溢れさせた本音。

しかしその声は荒波と雨の音に掻き消され、真中には届かないのでした……。

「聞こえないよ、東城……」

今思えばこの真中の台詞はラストの布石だったように感じられます。東城の言葉は聞こえない、届いたときにはもう遅い。

こうして東城綾は負けヒロインとなったのです……。

 

しかし、このとき東城が泣いたのは、真中への想いが溢れたのとはまた別の理由があります。

二人組のナンパに遭い、声をかけられたことです。中学までかけていた眼鏡を外し、三つ編みをやめて髪を下ろした東城は誰が見ても美少女!  さらにスタイルもよし!

遊ぼうよ、と誘う男たちに東城は抵抗するわけですが……。

「やめてください!」

「人呼びます!」

そう言った瞬間にスッと冷めるナンパ男。

「ノリ悪い」

「見た目が可愛けりゃいいってもんじゃない」

「性格ブス」

一方的に罵られ、一人残される東城……。

真中の前で泣いたとき「性格悪い」という言葉が出てきたのも、この「性格ブス」を受けての発言だったのでしょう。

ナンパして拒絶されたからって「ノリ悪い」とか「性格ブス」とか言いがかりも甚だしいし、ナンパ男の発言なんて塵埃みたいなもんです。

それでも東城がそれを真正面から受け取ってしまったのは、「性格」だけはキレイでなければならないと思い込んでいたからなのではないかと私には思えてなりません。

控えめに、自分の想いを圧し殺し、いい子で居続けた東城。作品作りを通して、真中と同じ夢に寄り添い続けた東城。

東城がもし、ただ純情なだけのいい子だったらここで泣くことはなかったと思うのです。

中学までは地味で目立たないブスとして過ごしてきた彼女が、可愛くて芯のある西野つかさや、色気も愛嬌もある北大路さつきと自分を比べてみないわけがありません。

不快なナンパ男も、ナンパに慣れている西野や北大路なら軽くいなしてしまえたのに、と思ったかもしれません。そういう彼女たちの方が男の人には好かれるんじゃないか、とさえ。

そう、東城の中にあったのは紛れもなく、嫉妬でした。

だからこそ「性格悪いね」と言い、「真中くんには西野さんがいるのに」「昨日は北大路さんと何をしてたの」と他の女の子を気にし、「それでも一緒にいたい」と泣きました。あの涙は、彼女の精一杯のわがままで、本音で、告白だったのです。

しかし、彼女にとっては、嫉妬すること=好きな人の幸せを祈れないこと=性格ブスになること。ブスとして生きてきた彼女は、性格までブスになるわけにはいかなかった。

雨が上がった後、真中に涙の理由を聞かれても、口をつぐみ笑ってごまかしてしまう東城の悲しげな表情よ。

 

と、ここまで書いてしまうと、東城綾はまるで悲劇のヒロインのように読めます。

けれど私の心の中の西野つかさ北大路さつきは、東城に向かってキャンキャン吠えています。

「でも東城さん、美人じゃん」

「いつまでブスとして生きるつもりなんだよ」

「淳平くんと出会うのも一番早くてずっと一緒だったのにさ」

「第一、眼鏡外して髪型変えただけで元から美人だったわけでしょー東城さん」

自信のなさは、卑屈さに。臆病さは、甘えに。控えめな性格は彼女の恋にマイナスの影響を与え続けました。

真中と別れてから料理教室に通った西野、フラれても告白し続けた北大路に比べると、ガッツがありません。小説で評価され真中の夢を牽引したこと、眼鏡を外してイメチェンしたこと、これらは元々得意だったこと、隠していた美貌を表に出しただけで、なんというか、痛みを伴う成長性に乏しかった。

はじめから自分に一途な男ならこれでもいいでしょう。けれど、振り向かせたいなら、何としても恋を掴みたいなら、東城だって壁にぶつかっていく必要があったのではないでしょうか。

痛みなくして得るものなし、と言います。

東城がやるべきことは、自分の想いを圧し殺してキレイな性格のままでいることではなかった。嵐の海で流した涙に表れる「性格ブス・コンプレックス」に正面からぶつかっていくことだったのではないかと思えてならないのです……。

性格ブスでいいんだよ、東城。

西野や北大路みたいに可愛いから許されるんだって思うなら、それだけ自分の見た目に自信がないなら、もっと可愛くなろうって思ってよかったんだよ。

私には性格しかない、じゃなく。

悪いところばかり見て自分を追い詰めてないで、もっと自由に笑ってほしかったよ。涙の理由をぶつけてよかったんだよ。

東城……。

いちご100%のリアルなところは、女の子同士が妙に仲良くなりすぎないところだと思っています。同じ中学だった西野と東城も、同じ映研に所属していた東城と北大路も、最後まで互いを名字+さんで呼びあっていました。

ちょくちょく西野や北大路に

「自信持てばいいのに」

と言われていた東城。

もし、彼女たちが名前で呼び合えるくらい仲良くなっていたら、西野に対するトモコのような存在だったなら、早い段階でお互いの性格に影響を与えあっていたのかな、と勝手な妄想してしまう私です。そうじゃないからいいんですけどね、勿論。

 

さて、長くなりました!

西野ENDで決着を迎えたいちご100%ですが、なんと続編は「East Side Story」ということで東城メインらしいですね……。まだ読めてないのですがドキドキ。

本編の分岐ルートでないのは少し胸に来ますが、東城の成長した姿を見られるのは嬉しいです!

この失恋が東城にとって大きな糧になっていますように。そして、あわよくばヒロイン全員登場してくれ~!!

いちご100% East Side Story」は少年ジャンプGIGAにて連載中、そして前作「いちご100%」も何卒よろしくお願いいたします~!!

それでは皆さん、行ってらっしゃいませ(*´-`)

 

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本日の起床時刻

6:32

朝ごはん

チャーハン(昨晩の残り)

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*1:終盤あまりに真中にイラついて古本に出したのでした。弟がジャンプ本誌を買っていたので一応完結まで全部読みました