【第18回】どう考えても妻夫木聡の彼女になっていた、あの3分間
おはようございます。あやなです。
本当に毎日寒いですね! 生まれも育ちも九州、夏生まれの私は20℃を下回るともう、寒くて寒くてたまりません。
昨日作ったコンソメスープにご飯を投入し、早速あったまっています。ふぅー、起きるのがつらい朝は内側から温まるのが◎、ですね。
「きょうのできごと」という映画を観ました。 先週「そこのみにて光輝く」を観て、やっぱ池脇千鶴はいいな~!!! と思ったつながりで、前から見たいと思っていた本作を観るに至りました。
なんか、めちゃくちゃおもしろかったです!!!
何なんだろう、この作品、なんでおもしろいんでしょう。
先週から空いた時間に映像作品に触れてきて、これまで見た中で一番好きな作品です。話自体はめちゃくちゃどうでもいい話で、何を書いてもネタバレにはならないだろうなと思います。というか、この面白さは絶対に観ないとわからないですよ。私はうまく言葉にできません。ごちゃごちゃと余計な言葉を添えて余韻を消したくない。なので、敢えて感想を書くのはやめにします。
代わりに、妻夫木聡の話をします。
妻夫木聡さんといえば、私の世代では「ウォーターボーイズ」。ドラマだったら、「オレンジデイズ」と答えるひとが多いのではないかと思います。あとは、「悪人」でしょうか。
私にとっては、「ジョゼと虎と魚たち」です。(またも池脇千鶴!)
妻夫木聡という役者は、いちゃいちゃ演技をやらせたら日本一の俳優さんだな!!!
本気でそう思います。
田中麗奈演じる真紀といちゃいちゃしているシーンがあまりに甘くて、しかしリアル。友達と一緒にいるときは普通なのに、真紀と二人きりになって彼女に「可愛い」という、あの声のトーンよ。ここまで変わりますか。はぁ、思わずため息が出ます。
勿論私は妻夫木聡の彼女になったことはないので、身に覚えがないはずなのですが、物凄く恥ずかしい。ただただ恥ずかしい。
恋愛映画って憧れで観るものだと思うのです。「きゅんきゅんしたい~」とか、「こんな恋愛してみたい~」みたいな。だからそもそも恋愛に憧れのない私は、あまりロマンチックな恋愛映画を見たことがありません。恋愛小説もそれほど読まない。ドラマの要素の中に恋愛があると面白いなと思えるのに、それを主にしていると妙に冷めてしまう節があります。
だって、現実の恋愛って全然きれいじゃない。映画や小説よりもどろどろしているし、ハーレクインのどんな台詞よりも甘くて、情緒もがたがたになってぶつかり合ったりもする。つまりとてもカッコ悪い。それをすべて他人に見られたら恥ずかしさで死んでしまうだろうとさえ思います。
けれど、妻夫木聡の描き出す「恋人 」はどこまでも現実に近くて、極限まで削って薄くした鏡のようだと思います。自分の恋愛している様を見せつけられているような、妙な恥ずかしさで居たたまれなくなりました。
あの3分間、間違いなく私は妻夫木聡の彼女でした。
だから、憧れない。あんな風に甘く囁かれたいとはどうしても思えない。
一番恥ずかしい部分を暴かれた3分間でした。
本当はこの記事は昨日書きたかったのですが(「きょうのできごと」は日曜日に見たので)、実は昨日は起きたら熱が出ており、頭痛でぐったりしていたのでずっと前に書いてお蔵入りさせていた記事で、お茶を濁してしまいました。こういうときのために書き溜めを作っておくのも一つのリスク回避かもしれませんね。
季節の変わり目ですので、皆さん体調には十分なご留意ください。 それでは今日も学校にお仕事に、張り切りって参りましょう!
皆さん、行ってらっしゃいませ(*´-`)
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本日の起床時刻
5:52
朝ごはん
コンソメスープ(じゃがいも、キャベツ、人参、玉ねぎ)にご飯を入れたもの
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