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モーニン!

ただのOLが平日限定で9:00までに更新するブログ

黄色が似合う女はきっと、幸せが似合う女なんだと思う

おはようございます。あやなです。

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昨日の材料たちは、結局、こんな感じになりました。マーガレットネイルです。結婚式っぽいでしょう?

さて、本日は友人の結婚式で岡山まで行ってまいりました!
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初めて降り立ちました、岡山。

行ったことない県がまた一つ減った!

結婚式も披露宴もとてもあたたかい雰囲気で、新郎新婦の人望をうかがえました。とっても素敵なお式でした。私も久々に会う友人たちとたくさんお話できて、ちょっとした同窓会のような、本当に夢のようなお時間でしたよ。

 

私は今回、僭越ながら新婦の友人を代表致しまして、スピーチをやらせていただきました。途中で泣いてしまってうまくお話しできなかったので、それだけが心残りです。

大事な大事な、大好きな私の親友。

結婚式をやるときはお互いにスピーチをし合おうね、なんて約束していたけれど、あの約束はどこかふわふわしていて、本当に実現する日が来るとはお互い真剣に考えていなかったよね。今日という晴れの日を迎え、お祝いの言葉を贈ることができる幸せを噛み締めていました。

お色直し後は黄色のカクテルドレスを着て現れました。彼女の友人たちみんなで、「やっぱり黄色だね」と言って笑いました。あの子は黄色が好きなので。部活で使う道具も、私服も黄色が多いのです。それだけに予想通りのカラーチョイスでした。

黄色の似合う女の子です。

つまり、誰よりも幸せが似合う女の子です。

今日だって笑顔を絶やしませんでした。ひだまりのような女の子なのです。彼女に涙は似合わない。だから、どうか彼女と彼女の大事な人との未来が、幸せで溢れますように。そう祈ってやみません。

待ってるからね、と最後送り出してくれた優しく強い親友のために、私は文章を書こうと思います。

いつか、おまたせ、と笑う日のために。

「あやなの本が本屋に並ぶ日を、待ってるからね」

私たちの約束はいつだってふわふわしているけれど、地続きの未来で必ず果たされてきたので。だからきっと、大丈夫。

ずっと私のこと、信じて待っててね。


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末永く、お幸せに!

のび太の決戦前夜

おはようございます。あやなです。

明日、早起きのため駆け足で失礼致します。
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こんなのとか。
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こんなのとか。

準備中です。

ずーっと先だと思っていた親友の結婚式を、いよいよ明日に控えております。

楽しみ、だけど、緊張!

明日は会場に向かう新幹線の中で、記事を更新したいと思います。

それではそれでは。

その忙しい、言い訳になりません!

おはようございます。あやなです。

そして、ご無沙汰です~~~~!!!!!

昨日でブログを始めてちょうど半年になったそうです。わー、パチパチ!  はてブさんがメールでお知らせをくれました。今月は4月3日より更新がストップしていて「モーニン!」どころか「ドンマイ!」に改名すべきなのではないかと思えるほどですが、その間私が何をやっていたかというと……

仕事してました。

ええ、仕事してました。

これまでも何度か書いているように、私だって(仕事はできないとはいえ)一経理マンなのです。経理マンにとって一番忙しいのは4月です。つまり、年度末を終え〆に入るときが一年で一番忙しい時期でして、本決算の忙しさがモロに直撃してました。

普段なら半年連続残業時間ゼロ行進を平気でやってのける私ですが、この時期ばかりは21時、22時くらいまで仕事をしていたりもします。(それでも他社に比べたら残業は少ない方です、はい)

しかしながら。

「仕事が忙しくて○○できない」

「ほんとは××したいのに時間がなくて……」

仕事の忙しさにかまけて言い訳する人に今まで何度も会ってきて、そのたびに「はぁん?」と思ってきました。

時間なんて作ればいい。言い訳しながらできないできないと嘆くようなことなら、本当にしたいことではないのだと思っていました。

あなたの使っている時間には、本当に一寸の無駄もないのですか?

時間がないことを言い訳に、思考停止していませんか?

あなたが本当にやりたいと思うことなら、本気でやりたいと思えるのであれば、どんな困難だって工夫して乗り越えているはずです。

勿論、できないことを責めるつもりはありません。趣味であっても目標であっても、何を優先順位の最上位におくかは人それぞれだと思います。

ただ、敢えて言っておきたい。

諦めてしまえるようなら、その程度のことなのだと。

 

だから、私は言い訳しません。

確かに仕事は忙しかったし、ちょいちょい体調も崩していた。人と会う約束も出掛ける予定もあった。

でも、書けました。やろうと思えば早起きもできたし、土日も時間を作れたし、できたはずです。

それでも書かなかったのは、他ならぬ私自身の選択でした。

4月3日から本日まで、仕事を頑張りました。

あとは、筋トレを始めてみました。毎日30分、ひたすらエアペダル漕ぎと腹筋、それから背中の筋肉を鍛える運動をして汗を流しています。

インプットに関しては、仮面ライダー古畑任三郎を見てました。映画を見たり本を読んだり、新しいものに触れ続けるのも大事ですが、元々好きだったものにもう一度深く関わりたくなって。

他にやりたいことがあって、それに対して本気で取り組んだので、だから言い訳しません。書かない間も楽しかった!

 そして、今は、また新しい小説を書いています。何だろう、前よりずっと物語の構造を冷静に捉えられるようになった気がします。それはたぶん古畑任三郎のおかげ、だと思う!  前は全然伏線も読めなかったのに繰り返し見ているうちに、伏線の張り方のパターンを掴めたのかもしれません~。

 

忙しい間は黙って忙しくしていればよろしい。忙しさを何かをできない言い訳に使う必要はない、そう思います。

やりたいことって、義務になった途端に遊べなくなるものじゃないですか。真剣になるのは苦手です。本気でやるなら、思いっきり面白がって遊ばなきゃ。

本気で取り組んだ忙しさなら、たとえ何かを犠牲にしたとしても必ず自分の糧になるはずだと信じて、一滴たりとも無駄にしないつもりで、日々を生きています。

ふらふら現状維持してますが、そろそろ仕事も落ち着いたし、体調も戻ったので、今はとても元気です。

 

目標は日々ブログ更新、小説を仕上げること、10キロ痩せることです。

夏に向けてがんばるぞー。

【第79回】新社会人に告ぐ①はじめに

おはようございます。あやなです。

新年度ですね!

改めまして、新入社員の皆さん、ご就職おめでとうございます!

これから1週間ほど研修帰りとおぼしきパリッとしたスーツの男女が街に溢れかえるのだなぁと思うと、なんだか感慨深くもあります。リクルートスーツにトレンチコート、真四角いフォーマルなバッグ。女性であれば長い髪をぴっちりと一つにまとめ、前髪は左右に流してある。量産型の就活生と皮肉られることもありますが、新入社員はそれ以上に量産型です。

こういう新入社員たちがそれなりにこなれてくるのは、大体入社して丸3ヶ月後、7月くらいからです。GWを終え、魔の6月(祝日のない唯一の月)を乗り越えたとき、人は社畜と化すのだろうと思います。

 

ちなみに弊社は3期連続新卒採用なし、ノーフレッシュで新年度をスタートしました!  平均年齢は上がるばかり!  新年度感もゼロです!  本日、普通の月曜日(※月末処理あり)です!

私もなんと、今年入社5年目を迎えまして、3月の面談では課長に「あやなさんももうベテランだね!」と言われました。5年目はベテランと言っていいのでしょうか、はたして。言外に皮肉めいたものを感じてしまうのですが、邪推でしょうか?

ノーフレッシュで、すみませんね!

気持ちだけは永遠にフレッシュマンですよ!

 

今週は入社5年目のOLより、日々の面白お仕事ネタを連載形式でお届けしようかと思います。

題して「新入社員に告ぐ」シリーズ。

入社5年目だからって大して役に立つスキルをお教えすることはできません。あくまで、仕事のできない一社員でしかない私です。ビジネススキルを語れるほどの能力はありません。

ただ、職場はネタの宝庫です。

新入社員だけでなく若手、中堅、ベテランの社会人の皆さんに笑っていただけるような、ちょっと憂鬱な出社前にくすっとしていただけるような、そんな記事を書いてみましょう。

そう、君の髪をなびかせる、春のそよ風のような……

そんな記事をね……

 

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本日の起床時刻

6:46

朝ごはん

なめ茸ごはん

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続・何のために? と問われたら、エゴイストなりにこう答えたい

おはようございます。あやなです。

今日は普通の日記です。

気づけば3月が終わってしまっていて、1ヶ月、本当に棒に振ったなと思います。2月の終わりくらいからずっと体調が悪くて、いつもならちょっと体調が悪くても文章は書けるんですけど、もう、どうしても書けなくてですね。

「文章を書けない」それは私にとって、恐怖でしかありません。一度その感覚を味わうと、誰だってちょっとしたトラウマになると思います。小説を書くどころか、日記を書くどころか、メールすら打てなくなる、あの感覚。書きたくてもなにかを言いたくても、言葉が出てこないのです。精神的に追い詰められ、引きこもり同然の生活を送っていた頃のことです。つらい思いをしたことは何度もあるはずなのに、あのときほど絶望感に身を震わせたことはありません。

結局私は、「書く」ことを精神的支柱にしてきた、エゴイストなのだと思います。

 

ライティングの勉強を始めてもうすぐ1年経ちます。その間、毎日何かしらを書くことを習慣にしてきたので、先月2週間ほど何も書けない日々が続いて、ブログの更新も止まって、またあのときのようになるんじゃないかととても怖かったのです。

周りに心配をかけていることとか、仕事のこととか、もっと他に気にするところはあったのに、です。

でも、2週間も書けなかったことで大事なことに気づくことができました。これに気づけないままだったら、この先も私は同じ間違いを繰り返すところでした。

決めたんです。

「書く」を卒業しよう。

ただ、自分のために「書く」から、ひとのために「伝える」へ。

元気になってほしいな、と思いました。月並みな言葉ですし、陳腐な目標でお恥ずかしい限りですが、私が本や文章を読むのは「元気」になりたいからなんです。

たとえば失恋した人が聞く音楽って明るくて爽やかな応援歌ばかりではなくて、どんよりと暗くてヒリヒリするくらい切ない曲もあったりするように。MAXまで切ない気持ちになって泣いて、終わったらスッキリして笑顔になる、そんな「元気」もあるはずだから。

心を動かす文章が書きたい。

伝わらないとはじめから決めつけて「書き」殴るのを、やめよう。誰かのために書こう。人の顔が見えないときは、過去の自分のために書こう。そしたら、同じ悩みを抱えた誰かさんに伝わるかもしれないでしょう?

 

ふう。

ひとりごとながら、青臭すぎて恥ずかしさが天元突破してます。

いつか消すかもしれないけれど、今日の決意としてしばらくは残しておきます。

それではまた明日!

皆さん、おやすみなさい(*´-`)

エイプリルフールなので、嘘をつきます。

おはようございます。あやなです。

エイプリルフールなので、嘘をつきます。これから書くことは、全部嘘です。そうです、嘘だから何を言ってもいい、だから今まで言えなかったことを書いてしまおうと思います。

 

昨日は、私の兄の結婚前夜でした。

血の繋がりはありません。それどころか出会ったのも私が22歳の頃です。出会い頭に年を聞かれて、25歳になったばかりの兄が「あやなちゃん、まだ22歳かぁ。若いなぁ」と眼鏡の奥の小さな目をさらに細めたのを覚えています。本人に言ったら全然覚えていなかったのですが。

随分年上のように思っていた兄の年を追い越し、アラサーアラサーと揶揄していた私自身がアラサーになり、2歳年上の兄は三十路になりました。どこまで走っても追い付かない年の人。年上の男の人に優しくされたのは、生まれて初めてだったような気がしています。

感情の起伏の少ない、いつも微笑んでいる人でした。飄々として、何を考えているか読めない。そのくせ、人の目をまっすぐ覗き込み、こちらの心を読んでしまう厄介な人。

「おじさん、おじさん」と呼んでも、甘ったれた愚痴を吐いても、兄が私に怒ることはありませんでした。大学のこと、就活やバイトや、恋愛のこと。何もうまくいかなくてイライラしていた私の話を聞いても、何も否定せず、黙って聞いていました。

その代わり、彼はいつも私に問うのです。

「どうして、そう思うの?」

まっすぐ目を見て。

静かな低い声に問われるたびに、言葉に詰まりました。本当のところ、私はただ甘えてわがままを言いたかっただけなのだと思います。理由なんてなくて、ぎゃあぎゃあと文句を言っていたかっただけなんです。だから、怒ってくれてよかったのに、彼はそうしませんでした。

あの頃の私は相当嫌な奴だったのに、どうして怒らなかったんですか、と聞くと、嫌なことを言える人がいない子なんだろうなって思ったからだよ、と兄はやっぱり静かに微笑んでくれました。

 

兄の部屋にはたくさんの人が集まりました。メゾネットの広い部屋に雀卓を持ち込んで、部屋に朝日が差す時間までじゃらじゃらと石の音を鳴らしました。兄はあまり夜に強くなく、途中で寝落ちしては誰よりも早く起きたものです。寝息が轟く兄の部屋で、それまで感じたことのない安心感を得ました。

年上から年下まで。男も女もごちゃ混ぜで、混浴の露天風呂のような、温かさがありました。泣いたり笑ったり、距離が近すぎて喧嘩もしたし、いいことばかりではなかったかもしれないけれど、みんな兄の家が大好きでした。

平坦な兄が生涯の伴侶に選んだのは、気の強く寂しがり屋の女の子。あの家にいた、メンバーの一人です。私にとっては、彼女だって妹のような存在です。

二人はこの春共に新生活を始め、はるか遠く北の地に飛び立っていきました。

今日書くことは全部嘘です。嘘なので、言ってもいいですか?

私はとっても寂しいのです。

兄の家はもうありません。福岡に残った人も出ていった人も、皆社会人になり、自分の人生を生きています。

私と一緒にいるときの兄は、常に優しく穏やかでした。

私と一緒にいるときの妹は、不器用で放っておけない子でした。

妹のことに関してだけ、兄は厳しく怒ることがあります。妹も兄にだけは素直になって涙を流すこともあるのだと言います。二人揃って完璧になる夫婦です。

兄と妹を見ていると、なるべくして一緒になった二人なのだと思います。

だから、二人が幸せになるのは嬉しいことなのに、どうしてでしょう。私はとっても寂しいのです。

 

お兄さん。

エイプリルフールだから、嘘をつきます。

行かないでください、と。

永遠に続くモラトリアムなんてないとわかっているけれど、あなたが本当に私を妹のように思ってくれているのなら、わがままを言わせてください。

私にとって、あの家で兄や弟妹たちと過ごした日々は、他の何物にも代えられない宝物でした。あなたと出会って支えられたのは、私も同じです。

エイプリルフールなので、嘘をつきます。

行かないでください、と。

 

ただひとつ、あなたと妹の幸せを祈る気持ちは、これは紛れもない真実です。

ご結婚おめでとうございます、Sさん。

【第78回】福岡歴丸10年を迎えたOLが告発する、福岡の傲慢さについて

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おはようございます。福岡在住のただのOLこと、あやなです。

気づけば春です。

周りがみんなトレンチコートに着替えていることに驚きを隠せません!!

うっそだぁ、私まだウールのチェスターコート着てるよ!  体調崩して寝込んでる間に、明日から4月です!  そんなの聞いてないよ!!

 

さて、本日3月31日をもちまして、福岡歴丸10年を迎えます。10年前、2007年3月31日は土曜日でした。引っ越しに最適な日程だった記憶があります。

私が故郷・長崎から単身で福岡にやってきたのは、大学に進学するためです。大学まで自転車で15分。敷金礼金なしの家賃3万円。インターホンもなければオートロックもない。ベランダすらない木造アパート。隣の部屋からは、夜風に乗って熱い弾き語りが聞こえてくる。

二面ある大きめの窓から、朝日がたくさん入るところが、唯一の長所でした。

そんな6畳一間のおんぼろアパートから、私の福岡人生はスタートしました。

10年も福岡で暮らしているのかぁ、いい加減長いなぁ。

故郷でも何でもないこの地を、早くも私は最後の地にしようと決めています。勿論、最期を迎えるのはまだまだ先ですが。福岡での就職を決めたとき、心を固めました。

今はそれくらい、福岡が好きです。

でも長らく私は福岡が嫌いでした。一刻も早くこの土地から逃げたいと思っていました。大学在学中の4年間、留年してからの2年間、10年の内、計6年は嫌々福岡に住んでいたことになります。

 

なぜ福岡がそんなに嫌だったのか。

そして、なぜ定住の決意を固めるほど福岡を好きになったのか。

それは、私にとって福岡が

あまりに眩しすぎる街だったから

に他なりません。

 

九州の、とりわけ地方出身の人間にとって、「福岡」は憧れの街だと思います。街の規模も人口も、圧倒的に九州でナンバーワン。全国的に見てもトップに入る大都市です。

そんな福岡は、ナチュラルボーン王者の風格を漂わせています。

とにかく、自信に満ちた街だと思います。

先月、埼玉からライティング仲間がいらっしゃったときに、福岡の同じくライティング仲間から送ってもらったのだと、福岡のガイド本をご持参されました。

その本の、煽りがもう凄いんです。

この街以上はどこにもない。

福岡、かっけぇ……。(嘆息)

いやね、街ラブ本なんで、このくらい大きなことを謳うのは当然かもしれないんですけど、福岡市民は自分の地元に対して本気でこう思っているのではないかと思うことが多々あります。

たまに、じゃないです。多々です。

福岡について語らせると、熱い!

おすすめのご飯屋さんの話なんて止めどなく出てくるし、山笠だのどんたくだのお祭りも大好きだし、よそから来た人を手厚くもてなしてぐずぐずにしてしまうくらい、とにかく地元愛とホスピタリティに溢れた人ばかりなのです。

そのくせ、地元の悪口もバンバン出てきます。

 「天神駅から天神南駅までが遠い」と文句を言うと張っ倒されると思います。たかだか10分の、しかも地下街の移動を面倒がるな!

「バスの移動が不便」なんて言うと、激怒されると思います。天神-博多間は時刻表を見なくても来たバスに乗ればいい!

「天神のランチは1000円くらいするし、高い」1000円程度で高いとは何事だ!

まったく、贅沢な悩みです。

しかしそんな悩みを抱えることができるのも、王者が王者たるゆえんなのかもしれません。王様は自分が王であることを疑ったりしません。

実際、こんなやりとりもありました。

「シメサバ?  どうしてサバをシメる必要があるの?」

「福岡人はマリーアントワネットか?」

先日も飲みの席で東京から来た方に突っ込まれました。生のサバを食べられる贅沢を贅沢だと思っていません。それが当たり前だからです。

「当たり前」のハードルが高い自覚すらない、だからこそ福岡は王者の風格を漂わせることができます。

鷹揚という言葉がこれほど似合う土地を、住人たちを、私は知りません。

 

逆に私が長らく福岡を好きになれなかったのも、そのせいでした。

福岡の鷹揚さが、私の目には傲慢に映って見えました。

福岡という土地が輝けば輝くほど、人が優しければ優しいほど、自分がどんどん惨めになりました。夢を抱いて上京して心折られる大学生の物語なんて腐るほどありますが、そういった映画や本で語られる東京よりも福岡はひどく優しく温かく、それだけに余程寂しくなりました。いっそのこと突き放してほしいのに、決して見放しはしないのです。

「いいくさ、いいくさ!」

良い草でも悪い草でもありません。方言で、「いいよ、いいよ」という意味です。

「やばい!  仕事やり残してきちゃった!」

「いいくさ、いいくさ~!」

「家の窓開けっぱなしだったかも!」

「いいくさ、いいくさ~!」

こんなときに遣います。「そんな細かいこと気にしないでいいよ」「そのくらいいいさ」みたいな用法です。この「いいくさ」という方言に、福岡らしさが表れている気がします。

大学卒業を前に、東京の会社に就職するか、福岡に留まるかの二択を迫られました。私が選んだのは、東京ではなく福岡。毎週のように東京に通って就活していたくせに、あれだけ福岡を離れたがっていたくせに、です。嫌いだった筈の福岡に留まることを決めたとき、私はようやくこの街を好きだと気づきました。

だって、「これ以上の街はどこにもない」から。

福岡で食べるご飯がおいしかった。

博多弁の響きが温かかった。

家賃も安い。海も山も近い。自転車で走ると気持ちいい。帰ろうと思えば故郷にも帰れるし、空港も都市部から10分ほどで着くからどこにだって飛べる。

これ以上の街が他にあるなら、教えてほしいくらいです。

そして何より、私は、福岡から逃げたくなかった。傲慢だと思っていた福岡。それは私の卑屈さがそう見せていただけの幻影だと気づいたから、自分を変えたいと思うようになりました。

惨めな自分を福岡のせいにしたりしない。

この王者たる街にふさわしい人間になりたいと思いました。

 

6年の福岡嫌いを翻してここに居着いてしまった私は今、福岡という王様の足元に屈服する臣下のような気持ちで市民をやっています。

住民票を福岡市に置いていても、住民税を払っていても、依然として福岡は私にとって王者の街です。福岡市民を名乗ると、なんだか無性にむずむずします。10年住んでも、いまだに私は長崎の片田舎からやってきた余所者です。

でも、でも、いつか。

胸を張って福岡の人だと名乗りたい。地元だって勿論大好きなのだけど、ごめんなさい、私は福岡の人間になりたい。

鷹揚として、時に傲慢で、素敵な福岡。

最期のときを迎えるときまでに、笑顔で言えるようになりますように。

「いいくさ!」

って。


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あぁ、今日も飯テロが捗るなぁ!

 

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本日の起床時刻

6:37

朝ごはん

メロンパン

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